最近耳の聞こえが悪くなったと感じていませんか?何かしたわけではないのに聞こえが悪くなっている場合、日々の生活習慣の中に原因が隠れているかもしれません。今回は、難聴の主な原因や対策について詳しく解説していきますので、お悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
耳が聞こえなくなる原因とは?
耳が聞こえなくなるのには、一時的なものから長期化するものまで、さまざまな原因があります。不安な方は病院で診察を受けるのをおすすめしますが、医師の経験によっては原因が特定できないことも少なくありません。
まずは、耳が聞こえなくなる原因を3つご紹介します。
耳垢や水などが入り込んでいる
耳垢や水、虫などが耳に入ってしまうと音が聞こえなくなることがあります。この場合は、耳に違和感を覚えることが多いため、原因を取り除けば比較的簡単に解消するでしょう。
気圧の変化による影響
気圧の影響は飛行機に乗ったときだけではなく、日常生活でも起こります。たとえば、エレベーターで急下降する際に耳が聞こえなくなるという現象が挙げられます。
また、気象の変化により、耳の奥にある気圧センサーが過剰反応して聞こえにくくなることも珍しくありません。これは「天気痛」とも呼ばれており、自律神経の乱れが引き起こす症状です。
ストレスによる影響
日常生活でストレスがかかると、脳がストレス状態になります。脳と内臓はつながっているため、慢性的なストレスは目や耳、表情にいたるまで疲れが出やすくなるでしょう。
東洋医学の考えでは、腎臓が耳に関連する臓器といわれています。腎臓は、陰陽五行の「木火土金水」では「水」にあたり、冬の寒さや冷えに弱いのが特徴です。腎臓の働きが弱くなると、耳の症状につながりやすいと考えられます。
耳の聞こえが悪くなる症状の一例
耳の症状には、頭痛やめまいを伴うものもあります。症状が気になる場合は、無理をせず早めにかかりつけの病院を受診しましょう。
ここからは、代表的な症状について詳しく解説していきます。
老人性難聴
老人性難聴とは、加齢によって耳が聞こえにくくなる症状のことです。特に、高音域の音が聞こえにくくなります。単純な音は聞こえるものの、言葉が聞き取りにくくなるのが特徴です。
突発性難聴
突発性難聴は、突然片方の耳に激しい耳鳴りと難聴が起こる症状です。金属音や電子音のような耳鳴りが特徴で、視界が回るようなめまいを伴います。特に40~60代に多く見られるといわれており、ストレスや過労、睡眠不足などが原因と考えられています。
メニエール病
メニエール病は、回るようなめまいと強い吐き気が繰り返し起こる症状のことで、一般的には、耳鳴りや難聴も起こります。難聴は主に低い音が聞こえにくくなるのが特徴で、発作は数分で改善することもあれば数時間続くこともあります。
このメニエール病はおおよそ30~50代の方が多く発症しますが、高齢者にはあまり見られません。また、過労によるストレスが原因で起こることが多いため、日々のストレスケアが重要です。
耳が聞こえにくいと感じたら?
耳に何かが詰まっているわけではないのに聞こえにくいと感じた場合は、以下の3つを意識してみましょう。
リラックスした状態を維持する
毒素をデトックスする
生活習慣を整える
難聴の原因がストレスの場合、頑張りすぎのせいかもしれません。たまには肩の力を抜き、深呼吸をしてリラックスしてみましょう。
また、便秘がちな方は内臓が疲れている可能性があります。内臓も自律神経のため、お腹をしっかり整えて不調を改善しましょう。
身体に何かしらの症状が出るのは、「このままだと病気になりますよ」というシグナルです。これは長い期間をかけて溜めてしまった毒素や内臓の疲れが関係しています。まずは生活習慣を見直し、なるべく健康的な生活を送るよう意識しましょう。
体質改善で不調のない毎日を送ろう!
耳が聞こえにくいという場合、耳の状態だけでなく身体に現れる各種症状にも注意しなければなりません。また、悪いところだけを良くしても、内臓の疲れを放置していたら再発してしまうこともあります。気になる症状があったら放置せず身体の専門家に相談し、適切な施術や治療を受けるようにしてください。
BME整体院は、多くの患者様が抱えている慢性的な不調の改善を目指す施術を提供しております。記事で取り上げたような耳の症状も自律神経障害が大きく絡んでいる可能性があります。耳と腎臓(腰)の状態は深く関連します。耳の症状が出た時は、腎機能低下や腰痛も視野に入れることも大事です。
BME整体院では自律神経整体(Mindコース)では主にリラックスとデトックスにつながる施術を行っております。乱れがちな自律神経を整えつつ、本来の健康な状態へと導いてまいりますので、慢性的な症状にお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。