コラム
2023年03月01日

大人になってからの花粉症は免疫力低下が原因?身体が硬い人は要注意!


「春になるとくしゃみや鼻水が止まらない…」という方は花粉症かもしれません。大人になってからアレルギー反応が出始めた人は、免疫力の低下が原因のひとつとして考えられます。特に、運動不足で身体が硬くなった人は要注意です。

今回は花粉症の原因と対策を紹介しますので、お悩みの方はぜひ参考にしてください。

花粉症の原因は?

花粉症とは、体内に入った花粉に対して起こる身体の反応です。異物に対して抗体を作り、排除しようとする反応を「免疫反応」と呼びます。免疫反応は身体にとって良い反応ですが、鼻水やくしゃみ、目のかゆみがひどくなるような過剰反応がアレルギーです。

健康な方であれば、花粉が体内に入ったとしても免疫反応によって体外に排出されるため、必ずしも花粉症になるわけではありません。しかし、ある条件を満たすと花粉症の症状が出始めるといわれています。

まずは、西洋医学と東洋医学の視点から、花粉症が発生する原因について解説していきます。

花粉に対して過敏な状態になる

西洋医学では、アレルギー素因を持っているかが影響していると考えられています。アレルギー素因とはアレルギーになりやすい体質のことで、遺伝なども関係しているのが特徴です。

アレルギー素因を持っている人は、体内に花粉が入ると「IgE」と呼ばれる抗体が作られます。しかし、花粉を長年浴び続けると、IgE抗体が十分な量になります。この状態で花粉が体内に入ってくると過剰に反応し、くしゃみや鼻水、目のかゆみが出てしまうのです。

免疫力低下や体質の問題

東洋医学では、主に内臓の状態が花粉症の発症と関係していると考えます。東洋医学には「気・血・水」と呼ばれる考え方があり、主に身体を動かすエネルギーや血液、水分が滞っていないかを見るのが特徴です。

たとえば、肝臓には食べたものをエネルギーに変えて貯蔵するほか、解毒や消化のサポートなどさまざまな役割を持っています。しかし、暴飲暴食などが習慣になっていると、肝臓は栄養の豊富な「気・血・水」を流すことができません。また、自律神経の乱れにも関係してくるため、免疫力も下がってしまうようになります。

そして、自身の体質についても意識する必要があります。たとえば、身体が硬い人はエネルギーを消費しにくいという特徴を持っており、なかでも運動不足の方はリンパの流れが悪く、毒素が滞りがちになるため注意しましょう。

つらい花粉症の症状で困ったら?

花粉症は日本で国民病と呼ばれるほど、多くの人がつらい症状に悩まされています。医学の進歩によりさまざまな花粉症治療が行われていますが、花粉が飛び続ける限り症状は出てしまうでしょう。まだ花粉症にかかっていない方も、いつ花粉症になるかはわかりません。

花粉症でお悩みの方は、普段の生活で以下の3つを意識してみましょう。

  • ストレスを溜めない
  • 毒素をデトックスする
  • 生活習慣を整える

東洋医学でいわれる「肝」は、怒り・恨み・責任などの感情が関連しています。イライラしがちだったり、一人で抱え込みやすかったりする方は注意が必要です。

また、肝臓は解毒の役割を持っているため、アルコールや化学調味料などの過剰摂取は控えましょう。特に、スギ花粉は2~4月、ヒノキ花粉は4~5月に多く飛散するため、お正月明けやお花見シーズンなど食生活の乱れには注意が必要です。10~11月の秋冬の変り目もブタ草などの影響が多々でます。

体質を改善して花粉症に負けない身体を作ろう!

花粉症は日本人の約4割が発症しているといわれています。飛んでいる花粉をなくすことはできないので、免疫力アップや体質改善がカギとなります。まずはストレスを溜めない環境づくりに力を入れつつ、自身の生活習慣を整えていきましょう。

花粉症(アレルギー症状)では「肝臓・腎臓・肺」の臓器が深く関わっています。 BME整体院ではお腹(個々の内臓)の調整もしっかり診ております。

また当院では、筋力や姿勢のほか、脳のバランスを整える施術を提供しております。また、施術の前には東洋医学の知識をわかりやすく説明することに努めており、特に女性の方からは、「自分の身体と向き合うきっかけになれた」と好評をいただいておりますので、花粉症などのアレルギーにお悩みの方は、BME整体院にぜひご相談ください。