コラム
2023年06月01日

理由なくイライラするのはなぜ?心と身体を整えるおすすめの方法を紹介


「特に大きな出来事があったわけでもないのに、なぜかイライラする」という経験はありませんか?人によって原因はそれぞれ異なりますが、もしかしたら身体の調子が関係しているのかもしれません。今回は、理由なくイライラするときの考えられる原因と対処法について解説していきますので、興味をお持ちの方はぜひチェックしてみてください。

そもそもイライラって何?

そもそもイライラするとはどういうことでしょうか?イライラを感じる場面や程度は人によって違うため、明確に定義するのは難しいものです。

多くの人は、自分が許容できる範囲を超えた出来事に直面したときにイライラを感じます。また、その許容範囲は自身のコンディションによって変わります。たとえば、ストレスが溜まって体調が悪いときなどはちょっとしたことでもイライラしてしまい、場合によっては他人に強く当たってしまうことも少なくありません。

イライラが与える悪影響とは?

イライラしてしまうとさまざまな問題が起こってしまうので、なるべく溜めないように対処する必要があります。たとえば、イライラしていると暴飲暴食などの悪い行動を取りやすく、この結果身体を壊してしまうことも珍しくありません。また、頻繁にイライラしていると家族や同僚など周囲の人間関係にも影響するため、なるべく早期に解決したいものです。

イライラは身体症状を伴う場合もある

イライラには以下のような身体症状が伴う場合もあります。

● 過呼吸(息遣いが荒くなる)
● 動悸
● 手のふるえ
● 冷や汗
● めまい
● 肩こり・首こり

上記のような身体症状が続くような場合、別の病気につながるおそれがあるため早めに改善する必要があるといえるでしょう。

理由なくイライラするときに考えられる原因

何か特定の人や出来事に対してイライラするのは特に不思議なことではありませんが、理由なくイライラを感じることもあります。また、「今まで気にしていなかったようなことが最近イライラしてたまらない」という場合もあるでしょう。そのようなときは、以下4つの原因が考えられます。

● ストレス
● ホルモンバランスの崩れ
● 精神疾患
● 肝臓疲労

ストレス

人間関係、仕事、金銭問題など、日常には大小さまざまなストレスが潜んでいます。自分では自覚がなくても、複数のストレスが積み重なって限界を超えてしまっている可能性もあります。このような場合、「何に対してイライラしているのかわからないけど何となくイライラする」という状態になることが多いです。

ホルモンバランスの崩れ

ホルモンには体内のさまざまな機能を調節する役割があります。そのためホルモンバランスが崩れると、心の状態を含むさまざまな症状が現れます。

特に女性の場合、月経前症候群(PMS)や更年期障害に注意が必要で、これらが毎日の気分に影響を与えることも珍しくありません。また、男性も加齢により男性ホルモンが低下し、更年期障害のような症状が出ることがあるといわれています。

精神疾患

ちょっとしたことでもイライラして抑えられないという場合、精神疾患の症状である可能性も考えられます。イライラの症状が現れる精神疾患には以下のものがあります。

● うつ病
● 双極性障害(躁うつ病)
● 統合失調症
● 強迫性障害(OCD)
● パーソナリティ障害

放置すると日々の生活に支障をきたしてしまうようになるため、心配な方は一度精神科を受診するようにしてください。

肝臓疲労

肝臓は体にとって有害な物質をろ過し無害化する働きをする臓器です。肝臓が疲れていると、本来解毒されるはずの老廃物が体内に残ります。結果として、「体が重い、テキパキ動けない」などの症状を感じやすくなります。

イライラを解消するおすすめの方法7つ

最近イライラすることが多いと感じたら、日々の生活の中にちょっとした工夫を加えましょう。イライラを解消するのにおすすめの方法は以下の7つです。

● 深呼吸
● ストレッチ
● 親しい人と会話する
● 好きなものを食べる
● 疲労回復に役立つ栄養素を摂る
● 太陽の光を浴びる
● 趣味を見つける
● 十分な睡眠を取る

深呼吸やストレッチには血行を良くする効果があり、血流の改善により脳に酸素が送られると頭がスッキリしやすくなります。また、親しい人との会話、おいしい食事、趣味などは心を落ち着ける効果があります。食事面では、疲労回復に役立つ栄養素を摂ると効果的です。酢には疲労物質である「乳酸」の燃焼を促進する効果のある「有機酸」が含まれています。疲れている時は、酸っぱいものや酢の物を食べるのがおすすめです。

そして、太陽の光には精神を安定させる物質「セロトニン」の分泌促進の効果があるとされており、ストレス解消に効果的です。睡眠も脳を休ませ、その働きを回復させるのに役立つでしょう。

イライラと自律神経の関係

ストレス状態が長く続くと自律神経が乱れやすくなります。リラックス状態を優位にする副交感神経がうまく働かないと、緊張状態が続き、何らかの症状になって現れます。最近怒りやすくなったと感じるなら、自律神経が乱れていないか確認してみるのも良いかもしれません。

身体の不調によって生じるイライラは見逃さずに対処しよう

多くの人は、自分の許容範囲を超えるような出来事に直面したときにイライラするものです。その許容量は自身のコンディションによっても変わるものの、理由なくイライラしてしまうようなときはホルモンバランスや自律神経が乱れている可能性があるので、無理をせず休息を取ることが重要です。

BME整体院では、イライラの解消に効果的な「脳活整体」を実施しております。顔や頭に軽い刺激を与え、精神を安定させる物質である「セロトニン」の分泌を促し、身体全体をリラックス状態に導きます。身体に関するお悩みも随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。